ご予約はこちら TOPにもどる カテゴリ: 進行中のプロジェクト外壁色選定。
ここ数日、現在進行中のS社屋の外壁の仕上げ材を吟味しています。
外観デザインを重視したオフィスの設計において、建物ファサードの印象を決定づける外壁の色選びは、非常に神経を使う大切なプロセスです。今回は会社に約200枚あるアイカ工業のジョリパットの塗装見本板の中から、S社屋のイメージに近い見本を選び、実際に外部に出して日光に当てながら、朝日、日中、夕日の陽の当たり具合いをみてどのような色に変化していくのか確認していきます。色見本には「グレー」と一口に言っても、クールグレーからウォームグレー、ブラウニッシュグレーまで無数のバリエーションが存在しますが、室内で見本板を眺めているだけでは、建築の本当の姿は見えてきません。そのため、膨大な数の実際のサンプル板を屋外にずらりと並べてみました。
イメージパースに直接メモを書き込みながら、一つ一つのテクスチャーと色味の微妙な違いをチェックしていきます。朝の清々しい光、日中の強い日差し、そして夕暮れ時。太陽の光の当たり方によって外壁の表情は変わるため、現場の空気感の中で見極めるこの「アナログな作業」が欠かせません。
もちろん、直感やアナログな確認だけでなく、最新のデジタル技術もフル活用しています。今回作成したCGパースと照らし合わせながら、植栽の緑とのコントラストや、駐車スペースに停まる車のスケール感との全体バランスを、頭の中のイメージと画面上で何度もすり合わせていきます。
デジタルによる精緻なシミュレーションと、実際の太陽光の下での泥臭い確認作業。この両輪を回すことが、私たちの事務所が長年大切にしてきた設計の基本姿勢です。
最終的にどの質感のグレーがこの建築に命を吹き込むのか。完成の姿を想像すると、今からとても楽しみです。
基礎工事進行中。
清水自動車様の現場では2期杭工事が完了し、現在基礎工事が進んでいます。
重機が入り建物の土台となる基礎部分の掘削や、基準線を出すための捨てコンクリートの打設が完了しました。
炎天下の中、現場の職人さんたちが手際よく作業を進めてくれています。外周部では鉄筋工事(配筋)も始まりました。
コンクリートを打設してしまうと鉄筋は見えなくなりますが、建物の強度と寿命を決める最も重要な建物の土台となる工事のひとつです。図面通りに正確に施工されているか、これからも現場監督さんや職人さんたちとコミュニケーションを取りながら、しっかり現場で確認していきたいと思います。
毎日多くの職人さんが出入りする現場ですが、事故のないように工事を進めていってほしいです^^ブログ